★岡山市発注で違法工事が行われた!!

岡山市の発注による道路小規模修繕工事は、2023年6月15日午前中に行われた。

発注者:岡山市中区役所地域整備課 元請け:起○建設 下請け施工:落○建設 

 

①道路での公共工事を施工する場合は、その地元の警察署が発行する[道路使用許可書]を申請しなければならない。

(道路を本来の目的(人や車が通行すること)以外の方法で使用する場合に必要となる許可です。道路を使用する前に、その場所を管轄する警察署長の許可証が必要となります。道路交通法)

道路使用許可申請を無届で平然と工事をした。

 

②全面通行止め・片側交互通行の場合には適所に交通整理員を配置しなければならない。

交通誘導警備員は現場作業責任者又は安全管理者等の指示に従い、はっきりした動作で適切な交通 処理をすること。 また、服装(ガードマンの場合は制服)、腕章をつけ、警笛、手旗(夜間は信号灯) を携帯すること。 

 

③発注者・工事業者・工事名が書かれた工事看板を設置しなければならない。

○(発注者名の標示) 発注者名の標示は下記を標準とする。 (1)岡山市○○局○○課 ○○係 (2)岡山市○区役所○○課○○係 (3)岡山市○区役所○○支所○○課 (4)その他は上記(1)、(2)、(3)に準ずる。

(工事名称の標示)

○工事名称の標示は一般通行人に分かり易い名称に心がけることとする。 

上記の①②③の安全措置が一切なされていなかった。

 

この岡山市地域整備課発注工事の元請け会社は起○建設株式会社。施工会社は落○建設株式会社。

 

担当課は「岡山市としても今後同様の事案が無いよう努めます」と語った。

岡山市の謝罪文の中で、【「岡山市指名停止基準」では法令違反により逮捕または逮捕を経ないで控訴された場合は指名停止となりますが、】と書かれているが岡山市指名停止基準の中にはこの様な一文もある。

4 (安全管理等の不適切)

(1) 本市発注の工事等に関するもの

ア 公衆に死傷者を生じさせたとき。当該認定をした日から 1月以上 12 月以内

イ 工事関係者に死傷者を生じさせたとき。1月以上9月以内

ウ ア,イ以外のときで,安全管理等の不適切により,重 大な事故につながるおそれがあったとき。 1月以上6月以内 

 

岡山市中区役所担当課は上記が見えなかったのだろうか?

 


【取材後記】

起○建設と落○建設について、建設業者数軒と裏業界情報通に話を聞いたところ、ある建設業者は「落○は昔はS組と付き合っていたが今はよそと引っ付いたらしい」と言う。

裏業界情報通の話では「落○はよう分からんが他の組だと思う。それよりも起○の方がS組とべタベタで危ないぞ」と話す。

 

5チャンネル掲示板には落○建設の噂が色々と書かれている。

🔗5チャンネル掲示板

 

この違法工事の工事代金は支払われた。見積りでの随意契約がされているので、見積りの内容を知りたいので市会議員にお願いして内容を聞いてもらった。

見積りは諸経費と言う扱いで上がっていた。当然見積りの中には【道路使用許可申請】【交通誘導警備員】の費用が含まれている筈だが、道路使用許可申請をせず交通誘導警備員も配置していないのに、見積り通りの金額が支払われた。

公共工事に充てられる費用は私たち国民の血税である。その血税をこの様な使われ方をしても良いものだろうか?

昔から公共工事での随意契約は黒い不正の温床と成っているが、このシステムを声を大にして変えていかなければ成らない。