芸能ニュース

綾瀬はるか、能登半島地震の被災地を訪問 ヒートテックお渡し会に参加

ユニクロのCMキャラクターを務めている綾瀬はるかが、能登半島地震で被災した石川県輪島市を訪れ、防寒アイテム「ヒートテック」のお渡し会に参加した。綾瀬は「倒れている建物や積み重なったがれきを目にして、困難な状況で生活している方が多くいるということを実感させられました。1日でも早く、皆さんの笑顔が増える日が来ることを願っています」と話した。出席者:綾瀬はるか、清智彦


AKB48劇場がリニューアルオープン! 新公演「ここからだ」スタート

AKB48劇場のリニューアルオープンに伴い、新しい公演「ここからだ」が開催されました。

 

AKB48グループの第4代総監督、倉野尾成美は「新しく生まれ変わった劇場とともに、私たちも成長していきたい」と抱負を述べました。出席者にはAKB48メンバーと高橋みなみが含まれていました。


宮沢りえ、「実の妹ができたよう」 尾野真千子&蒼井優&広瀬すずと四姉妹役

Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」の完成報告会が行われ、四姉妹役の宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずが参加した。

 

宮沢は撮影について「本番以外は常におしゃべりしていました。まるで本当の妹ができたかのような気持ちです」と述べた。出席者には宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すず、そしてビデオ出演で是枝裕和監督もいた。


純烈、初の日本武道館公演を開催

純烈は初めて日本武道館での公演を行い、「奇跡の恋の物語」を含む25曲を情熱的に歌い上げた。リーダー酒井一圭は「応援してくれた皆さんひとりひとりに感謝します。これからも前進し続けなければと強く思います」と述べた。出席者には純烈とダチョウ倶楽部が含まれていました。


池田美優「本当に光栄です」、「ベストジーニスト」殿堂入り Snow Man目黒蓮は初受賞、愛犬に報告

ジーンズに似合う有名人に贈られる「ベストジーニスト2024」(主催:日本ジーンズ協議会)の授賞式が14日、東京で開催され、「一般選出部門」でSnow Manの目黒蓮やモデル兼タレントの池田美優が出席しました。

初めて受賞した目黒は「Snow Manとしてデビューする前から、ベストジーニストを目指し、ほぼ毎日ジーンズを着ていた」と述べ、「時間が経ち、ここに立てることが本当に嬉しい」と感謝の意を表しました。受賞については「事前に人には言えなかったので、家の犬にだけは話した」と話し、「彼も喜んでいると感じています」と付け加えました。

一方、3年連続で受賞した池田は、"永久ベストジーニスト"としての殿堂入りが決定し、「最初に『殿堂入りを目指す』と宣言していたので、それが実現できて嬉しい」と笑顔で語りました。「殿堂入りした女性には浜崎あゆみさん、倖田來未さん、ローラさん、菜々緒さんがおり、その中に“みちょぱ”の名前が加わるのは、とても光栄です」と感想を述べました。

そして、「ベストジーニストとして恥じないように、これからも芸能活動と人生を歩んでいきたい」と決意を新たにしました。

今回で41回目を迎えるこのイベントでは、協議会選出部門で俳優の永野芽郁、お笑いコンビの野生爆弾のくっきー!、モデルの冨永愛が受賞しました。


北島三郎が88歳に 「定められた命の続く限り、歩いていきたい」

北島三郎、美川憲一、その他の著名なアーティストが、スペシャルコンサート「令和・歌の祭典2024〜昭和、平成、令和、歌とともに〜」の開演前の記者会見に出席しました。88歳の誕生日を迎えたばかりの北島は、「命が許す限り、前進し続けたい」と力強く語りました。会見には北島三郎、美川憲一、瀬川瑛子、細川たかし、鳥羽一郎、山川豊、藤あや子、福田こうへい、三山ひろし、純烈が出席しました。


松村沙友理&国生さゆり「ダブルさゆりんご」 ウェブ動画で共演

松村沙友理と国生さゆりは、「ジムビーム アップル」の新しいウェブムービー「『JBAP』ダブルさゆりんごVer.」に出演しました。松村は国生と共演したことについて、「先輩の存在感や魅力を間近で感じることができました。多くを学び、今日を契機にさらに努力する決意を新たにしました」と述べました。出演者は松村沙友理と国生さゆりです。


伊藤沙莉「英語の勉強を本格的に始めたい」 出演の新CM、せりふは「ポケポケ」だけ

女優の伊藤沙莉さんが29日、東京で開催されたスマートフォン用ポケモンカードゲームアプリ「Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)」の配信記念イベントに参加しました。

伊藤さんは、このアプリの新しいCM(30日から放送開始)に出演しています。「CMでは『ポケポケ』というセリフしかありませんでしたが、カードを開封する喜びを身体全体で表現することができました」と笑顔で語りました。

その後、今年中に新しく始めたいことについて尋ねられると、「英語の勉強を本格的に始めたい」と伊藤さん。「最近、海外へ行く機会があり、現地の人が何を言っているのかはなんとなくわかるのですが、返す言葉がすぐには思い浮かばず、ジェスチャーで対応することが多かったんです。これまでなかなかできなかったので、しっかりと学びたい」と新たな決意を明かしました。

さらに、最近集めているものについての質問には「オルゴール」と答え、「旅行先の売店などで見つけたお菓子の箱サイズのオルゴールを集めています。これからもっと集めていきたいです」と続けました。

このイベントには、俳優の神尾楓珠さん、謎解きクリエイターの松丸亮吾さん、お笑いトリオのパンサーも出席しました。


肺がん闘病中の山川豊、「歌えることがうれしい」

山川豊は、66歳の誕生日である10月15日に「バースデー・ディナーショー」を行いました。昨年10月に肺がんと診断された山川は、抗がん剤治療を受けており、「ステージ4と宣告された時、もう仕事はできないと思っていました。しかし、こんなに歌えることができて、本当に嬉しいです」と述べました。


柳葉敏郎、12年ぶりの「踊る」シリーズ新作「覚悟を決めて」 映画「室井慎次 敗れざる者」初日

 俳優の柳葉敏郎は11日、東京都内で開催された映画「室井慎次 敗れざる者」(本広克行監督)の初日舞台挨拶に出席しました。この映画は、1997年に放送された連続ドラマ「踊る大捜査線」を起源とする「踊る」シリーズの12年ぶりの新作で、警察を退職し秋田の故郷で平穏な生活を送っていた室井慎次(柳葉)が、謎の少女の登場により事件に巻き込まれるストーリーです。

「踊るプロジェクト」の再開を聞いた際の心境について尋ねられた柳葉は、「出演を断ろうと思った。もう室井役は嫌だった」と述べましたが、「監督やプロデューサー、脚本の君塚良一さんを含む皆の室井に対する熱意を感じ、覚悟を決めて参加しました」とも語りました。公開日を迎え、「今は感謝の気持ちでいっぱい」と感想を述べています。

秋田県での撮影については、「自宅からすぐの場所でロケを行った」としながらも、「現場に向かうのが恥ずかしかったが、地元の人々に恩返しをしたいという思いで過ごした」と振り返りました。

11月15日にはシリーズの後編「生き続ける者」が公開されます。柳葉は舞台挨拶の最後に、「『敗れざる者』の終わり方に不満があるかもしれませんが、『生き続ける者』でまたお会いしましょう」と観客に呼びかけました。


明日海りお「腹筋が鍛えられたかな」 稽古場は「常に大爆笑」、ミュージカル「9 to 5」開幕

ミュージカル「9 to 5」に出演する明日海りお、和希そら、平野綾が、6日に東京の日本青年館ホールで初演を飾った。

このミュージカルはアメリカのコメディ映画を原作にしており、ロサンゼルスの大企業で働く3人の女性が、専横な社長に立ち向かうストーリーです。シングルマザーのヴァイオレットを演じる明日海は、初演前の記者会見で、「演出家の上田一豪さんから『まずは自由に』と言われ、稽古場ではみんなが様々な挑戦をして、いつも大笑いしていました。お腹の筋肉が鍛えられたと思います」と振り返っています。

平野綾は「劇中で笑いを堪えるのが大変」と述べ、和希そらは「とても心地よい空間で、毎日が幸せだと感じています」と話しています。

一方で、ハラスメント社長役の別所哲也は、「1979年の時代背景から、男女の役割がどのように変化してきたかを楽しんで感じていただければ」とコメントしています。

このミュージカルは21日まで日本青年館ホールで上演され、その後大阪、福岡、静岡で公演が予定されています。


宮崎あおい、CMに19歳当時の写真が登場 「感慨深い」

宮崎あおい、岡田将生、古市憲寿はスキンケアブランド「アスタリフト」の新しいCMに登場しています。

 

宮崎は、CMに使用された自身が19歳の時の写真について、「2005年のカンヌ映画祭で撮影されたもので、見返すと当時の記憶が蘇ります。

 

約20年前のことと思うと、本当に感慨深いです」と述べました。出席者には宮崎あおい、岡田将生、古市憲寿が含まれています。


伊藤万理華、クッションを自作 「Tシャツに綿を詰めとけばいい」

伊藤万理華は、映画「チャチャ」の舞台挨拶で自分のユニークな一面を披露した。

 

彼女は「気がつけば家にクッションが増えている」と述べ、「購入することもあるが、つい自分で作ってしまう。着なくなったTシャツや使わないトートバッグに綿を詰めれば良い」と話して、出席者を驚かせた。

 

この映画は10月11日(金)から新宿ピカデリーをはじめとする全国の劇場で公開され、メ~テレ カルチュア・パブリッシャーズが配給する。出席者には伊藤万理華、中川大志、藤間爽子、塩野瑛久、そして酒井麻衣監督が含まれていた。


三谷幸喜監督、長澤まさみの演技を絶賛 「まだ隠し扉がありそう」、映画「スオミの話をしよう」初日

三谷幸喜監督の5年ぶりの新作映画「スオミの話をしよう」が、主演の長澤まさみを迎え、13日に東京で初日舞台挨拶を行いました。

この作品は、行方不明になったスオミ(長澤まさみ)と彼女の夫、そして4人の元夫たちが繰り広げるミステリー・コメディです。約1ヶ月の入念なリハーサルの後、三谷監督は「たくさんの稽古を重ね、まるで演劇のような映画を作りたかった」とその意図を語り、「俳優たちの素晴らしい演技が、この映画を自身の作品中で最高傑作にした」と自信を示しました。

長澤まさみも「リハーサルで築いた関係性が素晴らしく、現場の温かさや明るさが映画に反映された」と述べ、スオミ役について「撮影後も『違う解釈があるかもしれない』と思い続けており、非常に魅力的で可能性のある役だった」と振り返りました。

三谷監督は長澤の演技について「今回はNGが一切なかった」と明かし、「彼女は多くの才能を持っており、私が気づいたものはすべて引き出したが、まだ隠された才能があるかもしれない」と絶賛しました。

舞台挨拶には西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一などのキャストも参加しました。


坂本昌行「殺陣のパワーをお届けしたい」 後輩・末澤誠也は「成長著しい」、ミュージカル「三銃士」開幕

アレクサンドル・デュマの名作「三銃士」を原作としたミュージカルが、8日に東京の日生劇場で開幕しました。国王ルイ13世を守る三銃士のリーダー、アトス役の坂本昌行は、開幕前のインタビューで「アクションシーンが非常に多く、そのエネルギーを皆さんに届けたい」と意気込みを語りました。

報道陣から「今回、一番大変だったことは何ですか?」と問われた坂本は、「アクションです」と答え、「これまでにない量でした。アクションをしながら歌うのは、相手との呼吸を合わせるのが難しい」と続けました。

騎士を目指すダルタニャン役を務めるのは、事務所の後輩であり、2年前に「THE BOY FROM OZ」で共演したAぇ!groupの末澤誠也です。坂本は「稽古を見ていて、ダルタニャンは難しい役だと感じましたが、末澤は真面目で負けず嫌いなので、挑戦を乗り越えようとしていました。彼の成長が目覚ましいです」と評価しました。

一方、末澤は「前回の公演よりも坂本さんとの距離が縮まったと感じます。共演は大変勉強になり、深く感謝しています」と坂本への思いを述べました。

このミュージカルは同劇場で28日まで上演され、10月には広島と大阪で公演が予定されています。


「僕が見たかった青空」デビュー1周年ライブ開催

「僕が見たかった青空」は、メジャーデビュー1周年を記念して「アオゾラサマーフェスティバル 2024」を開催しました。デビュー曲「青空について考える」の合唱バージョンや、アニメ映画「がんばっていきまっしょい」の主題歌「空色の水しぶき」を含む15曲をパフォーマンスしました。出演者は「僕が見たかった青空」です。


関口メンディー、独立して「新入生の気持ち」 前所属事務所に感謝、「もっと頑張らなければ」

元GENERATIONSの関口メンディーが27日、東京都内で行われた「JA全農ミートフーズ×日本皮革産業連合会 お肉を食べて革製品を使おう!キャンペーン」の発表会に出席した。

 

 同キャンペーンのキャラクターに就任した関口は、6月にLDH JAPANから独立したばかり。発表会では、ステージに並べられた数多くの革製品の中からランドセルを手に取り、「独立1年目なので、新入生の気持ち。ランドセルにはシンパシーを感じるというか、身が引き締まりますね」と思いを語った。

 

 その後、独立後の心境を報道陣に改めて尋ねられ、「(LDH時代は)いろいろなことに恵まれていたんだと再確認した。ちゃんと独り立ちできるように、もっともっと頑張らなければと思っているところです」とコメントした。

 

 一方、イベントの内容にちなみ「手に入れたい革製品は?」と聞かれると、「名刺を作らなければいけないのかなと考えたりしているので、名刺入れとか。カッコいい物を持ちたい」と笑顔で応じていた。

 

 発表会には岡田結実、雪平莉左も出席した。


広瀬すず、多忙な毎日でも「小さな楽しみをつくる」 横浜流星は「格闘技の試合をひたすら見るとか」

俳優の広瀬すずと横浜流星が19日、東京で開かれた富士フイルムの「instax "チェキ"」新製品発表会に参加しました。

彼らは、同社の新製品「instax mini Link 3」のCMに出演しており、9月7日から放送されます。新製品のプロモーションコンセプトに沿って、「毎日を楽しく過ごすために心がけていること」について尋ねられた広瀬は、「仕事が忙しくてリフレッシュする時間がなくても、撮影現場へ行く途中で気分が上がるような服を選んだり、『今日はこれを食べる!』と決めて小さな楽しみを見つけています」と答えました。

横浜も同じ質問に対して、「自分も似たようなことをしているかもしれない」と前置きし、「撮影後に好きな格闘技を見たり、音楽を聴いたり、筋トレをしたりして楽しんでいる。そういった楽しみがあれば、それを目標に頑張れる」と話しました。

来年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の撮影で忙しい横浜は、「休日がほとんどない」と言い、来月28歳の誕生日を迎えるにあたり、「挑戦したいことは?」との質問に、「色々なことに既に挑戦中」と答え、「今は目の前のことに集中したい」と意気込みを新たにしていました。


櫻坂46藤吉夏鈴、撮影は「幸せで貴重な時間でした」 映画「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」主演

櫻坂46の藤吉夏鈴が10日、東京都内で行われた主演映画「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」の公開記念舞台挨拶に出席しました。

藤吉はこの作品で私立高校の新聞部の新米記者を演じ、映画初出演で主役を務めました。初日を迎えた前日の9日には、「約1年前に撮影した作品が世に出るのは初めてで、不思議な気持ちです。観客の皆さんに見ていただけて、幸せです」と心境を語りました。

撮影中は「初めての経験が多く、まるで暗い部屋にいるような感覚でした」と藤吉。しかし、小林啓一監督が「常に向き合って指導してくださった」おかげで、「時間が経って振り返ると、撮影期間は幸せで貴重な時間だったと感じます。監督が手紙で『戦友』と呼んでくれたことも、本当に嬉しかったです」と感謝の思いを述べました。

また、「最近、身近で起きたスクープ」について聞かれた際には、「宇多田ヒカルさんがレコードを出されたので、レコードプレーヤーを持っていなかった私は購入しに行きました。“レコードデビュー”ですね」と話し、「まだあまり使いこなせていない」としながらも、「練習します」と意気込みを見せました。

舞台挨拶には高石あかり、久間田琳加、中井友望、綱啓永も参加しました。


田辺桃子「人の記憶に何かを残せる俳優に」 映画「DitO」で好演、海外映画祭で高評価

ドラマや映画への出演が途切れることなく続き、その出演作はシリアスからコミカルまで幅広い。現在放送中の「笑うマトリョーシカ」(TBS系)での演技も注目されている田辺桃子(24歳)は、「人の記憶に何かを残したり、人生が変わるようなきっかけを提供できる俳優になりたい」と、自らの理想像を語る。映画「DitO(ディト)」(全国で順次公開中)では、フィリピンで奮闘するプロボクサーの娘役を演じ、印象的な演技を披露している。

同作は、俳優の結城貴史が初めて監督を務め、主演も担当したヒューマンドラマである。フィリピンで再起を図るプロボクサー、神山英次(結城)のもとに、娘の桃子(田辺)が現れ、母のナツ(尾野真千子)の死を伝える。同地で暮らし始めた父娘は、ぎこちなさを乗り越えて徐々に距離を縮めていく。そして、英次にとってのラストチャンスとなるボクシングの試合が訪れる。

結城と田辺は、田辺が14歳の時に主演し、結城がラインプロデューサーを務めた短編映画「半分ノ世界」(2014年)で知り合い、以来の仲だ。「いつか俳優として共演したい」と結城に請われていた田辺は、「その言葉を『頑張れ』と受け取っていましたが、実際に脚本をいただき、『本気で夢を叶える人なんだ』と感じました。監督兼主演で、撮影は海外。結城さんが背負う重圧はいつも以上に大きかったですが、それが私にも全力で取り組むきっかけとなりました」と語る。

撮影中は、親子の距離感を演出するため、結城とは意図的に話をしないようにしていた。「カットがかかると、すぐに素の自分に戻れる人もいますが、私はオフの時の関係性が映像に影響すると信じています。仲が良すぎると、その雰囲気が画面に出てしまうため、お芝居に関する相談はほとんどしませんでした」と田辺は述べる。

異なる環境での撮影は新鮮であり、共演したフィリピン人俳優の自然な演技は新たな刺激となった。特に、セリフを言う際の目線の使い方が参考になった。「日本ではセリフを強調する傾向がありますが、彼らはとても自然で、日常会話のように見えます。その結果、セリフが作り物に聞こえないように感じました」と田辺は振り返る。

「DitO」は海外のインディペンデント映画祭に出品され、多くの賞を受賞した。田辺もローマで開催されたリエティ&サビナ映画祭やニューヨーク国際映画祭製作者フェスティバルで最優秀女優賞を受賞し、演技が高く評価されている。

海外での活躍も期待される田辺は、「『日本』や『外国』という枠にとらわれず、表現者として必要とされる場所へ行きたい。国や言語が異なっても、信頼される仕事をしたい」と述べる。今後の展望について尋ねられると、「特定の得意分野を作らず、さまざまなキャラクターに挑戦したい。異なるジャンルの人々と協力し、知らない世界を学び、それを自分の作品に反映させたい」と答えた。


DAIGO、未来の宝太郎役で「KRN」 映画「仮面ライダーガッチャード」、妻・北川景子「ヒロインは私?」

歌手兼タレントのDAIGOが26日、映画「仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク」の初日舞台挨拶にキャストとともに参加した。

テレビドラマ「仮面ライダーガッチャード」で仮面ライダーガッチャードデイブレイクの声を担当したDAIGOは、映画では主人公・一ノ瀬宝太郎(本島純政)の20年後を演じている。顔を出しての出演について尋ねられた際、「最初に思ったのは『KRN』」とDAIGO流の言葉で答え、「仮面ライダーになれた!」と喜びを表した。

その後、「家で妻(北川景子)に『どんな役なの?』と聞かれた時、『20年後の主人公だ』と答えたら、『20年後のヒロインは私じゃなくてもいいの?』と言われました」とプライベートなエピソードを明かした。台本を読んでいたため、妻には何も言えなかったと続け、「今作の田崎竜太監督には、妻が『美少女戦士セーラームーン』でお世話になっていたので、話が盛り上がりました」と話した。

撮影中は、年下の共演者たちから「現場で力をもらった」と感じたそうで、「みんなの瞳は澄んでおり、多くの意味で輝いていた。本当に素晴らしい」と絶賛した。

同日、映画「爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット」の舞台挨拶も行われた。


笑福亭鶴瓶「ラストで泣けます」 映画「怪盗グルーのミニオン超変身」初日、山田杏奈に「顔が役に似てきた」

アニメ映画「怪盗グルー」シリーズの新作、「怪盗グルーのミニオン超変身」の初日舞台挨拶が19日に東京で開催され、日本語吹替版の声優として笑福亭鶴瓶、片岡愛之助、山田杏奈が参加した。

シリーズの主役グルーの声を担当している鶴瓶は、「前作から7年が経っていたので、シリーズが終わったと思っていました。しかし、新作があると聞いて、スタジオで一生懸命叫んでいたら、グルーの声が出来上がりました」と語った。彼はまた、「最後は非常に感動的です。涙が出るほどですので、ぜひ楽しみにしてください」と作品を宣伝した。

一方で、グルーの高校時代のクラスメート、マキシムの声を演じた愛之助は、「アクションや歌が多くて驚きました。歌うことになるとは思っていなかったので、楽譜を見た時は驚きました」と述べ、しかし、「鶴瓶さんと一緒に歌うことができて、録音は楽しかったです」と振り返っている。

山田は、悪党になりたいと願いグルーに近づくポピーの声を担当し、「ポピーがグルーと初めて対話するシーンが印象に残っています。アフレコをしているとき、本当にグルーと話しているような気がしました」とコメントした。鶴瓶から「ポピーに顔が似ているね」と言われた時、「嬉しいです」と笑顔で答えたという。


浜辺美波「ちょっと優越感」、赤楚衛二は「土佐弁が難しかったぜよ」 映画「もし徳」完成披露舞台あいさつ

映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の完成披露舞台挨拶が16日、東京で開催され、浜辺美波、赤楚衛二、GACKT、野村萬斎、竹中直人らキャストが参加した。この作品は、コロナ禍で首相が急逝し、AIにより復活した歴史的偉人たちが「最強内閣」を結成するというストーリーだ。

赤楚衛二は坂本龍馬役で、GACKTは織田信長役を演じ、役装をして登壇し、「今日は楽しんで帰ってください!」と観客に呼びかけた。

浜辺美波は新人政治部記者役で、「皆さんの扮装姿は迫力がありますね」とコメント。撮影中は「大御所の方々の中で最も若手だったので、最初に入るべきでしたが、皆さんの準備に時間がかかるため、最後に入ることになりました」と述べ、「小手伸也さんが暑そうにしているのを見ると、ちょっと優越感を感じます」と冗談を交えて話した。

赤楚衛二は撮影を振り返り、「みんなで酒を酌み交わすのが楽しかったです。土佐弁が少し難しかった」と語り、「監督との向き合い方、周りの方々のおかげで、このような坂本龍馬像ができたと思います」と感謝を示した。映画は26日に公開される。


朝夏まなと、再演のミュージカル「モダン・ミリー」に意欲 「作品をもっと膨らませ、成長させたい」

朝夏まなと主演のミュージカル「モダン・ミリー」の記者会見が9日、東京のシアタークリエで開催されました。

1967年に公開されたアメリカ映画を原作とするこのミュージカルは、地方からニューヨークへとやってきたミリー・ディルモント(朝夏演)が新しい生活を楽しみながら「本当に価値のあるもの」を見つける物語です。2022年にシアタークリエで初演された後、今回はストーリーとキャストにいくつかの変更が加えられています。

朝夏は「多くの変更点の中で、稽古を通じて新しい気づきや発見があり、新しいミリー像を作り上げてきました。共演者と一緒に、舞台上で作品をさらに深め、観客の皆様の力を借りて、“新モダン・ミリー”を成長させていきたい」と語りました。

今回はタップダンスのシーンの難易度が上がっており、朝夏は「ステップの数が明らかに増えており、密かに練習を重ねました」とコメントしています。

シアタークリエでは10日から28日まで公演が行われ、その後大阪、愛知、福岡などで公演が予定されています。


ミセス大森元貴、ファンに感謝「すごく助けられた」 楽曲制作は「自分を奮い立たせる指針」

ロックバンドの3人組、Mrs. GREEN APPLEが27日、東京で開催されたHondaの新型FREEDのCM発表会に参加しました。

新CMには、大森元貴によって書かれたバンドの新曲「familie(ファミーリエ)」がフィーチャーされています。「familie」という曲名はドイツ語で「家族」を意味し、「人と人との繋がり」や「温かさ」をテーマにした曲ですと大森は述べています。「愛や繋がり、自己反省の意味を伝えられたら」と彼は作曲の意図を語りました。

デビュー以来の心がけについて尋ねられた際、大森は「16歳でバンドを結成し、高校生だった」と振り返り、「その時から5年後、10年後も歌い続けられる曲を作りたいと思い、それを続けてきた。それは今も変わっていない」と継続する意志を表明しました。また、「自分自身を奮い立たせる指針として曲を書いている」とも付け加えました。

今後の方向性について「どのような曲でファンと向き合いたいか?」との質問に対しては、「常に『好き』と思える楽曲を作り続けたい」と答え、「特に昨年から今年にかけては、ファンの皆さんの支えが大きく、共に思い出を作っていきたい」とファンへの感謝と今後の展望を語りました。


安蘭けい、稽古は「子供たちの成長を見届けながら」 ミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」で

英国の炭鉱町を背景に、バレエダンサーを夢見る少年とその周囲の大人たちを描いたミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」の公開稽古が25日、東京で開催されました。

映画「BILLY ELLIOT」(邦題「リトル・ダンサー」)を原作とするこのミュージカルは、日本で今回が3度目の上演です。公開稽古では、1375人の候補者の中から選ばれたビリー役の浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一の4人が、益岡徹、鶴見辰吾ら他のキャストと共にシーンの一部を披露しました。

前回に引き続きバレエ教師ウィルキンソン役を演じる安蘭けいは、濱田めぐみとダブルキャストで、「前回はコロナの影響で稽古時にキャストとの接触を避けるスケジュールだったが、今回は初めから一緒に作り上げているため、子供たちの成長を間近で見守りながら稽古できている」と述べました。「経験者として、皆を少しでも引っ張っていければ」とも語っています。

東京建物Brillia HALLでは7月27日から8月1日までのオープニング公演を経て、8月2日から10月26日まで本公演が行われ、11月には大阪での公演が予定されています。


日向坂46高本彩花、初写真集は「8年間の集大成」 卒業後は「モデルとか、好きなことを」

日向坂46の高本彩花が18日、東京都内で初の写真集「僕の記憶の中で」(光文社)の発売を記念して記者会見を開催した。「アイドルとして最大の夢は写真集を出版することでした」と語る高本は、「8年間の活動を集約した、宝物のような一冊です」と笑顔で話した。

念願の写真集の発売が決定し、撮影に向けて「できる限りの準備をしようと決心した」と高本。撮影開始の半年前から「週に3、4回のペース」でジムに通い、「撮影地であるタヒチへ出発する日にもジムとマッサージを受けた」と述べた。「これほど準備をしたのは初めてで、結婚式を控えた花嫁のような気持ちで取り組みました」と振り返る。

3月にグループからの卒業を発表した高本は、7月4日に卒業セレモニーを迎える。現在の心境について尋ねられると、「時間があっという間に過ぎていくことに驚き、寂しさを感じています」と答え、「毎日が忙しく過ぎていくので、一日一日を大切に、メンバーやファン("おひさま"と呼ばれる)との思い出を作っていきたい」と語った。

また、卒業後の活動については「モデル活動や好きなことに挑戦したい。長年の夢である洋服作りに関われたら嬉しいです」との希望を明かした。


佐藤健「間違いなく我々の代表作になる」 永野芽郁とダブル主演、映画「はたらく細胞」12月公開

映画「はたらく細胞」の製作発表会が11日に東京で開催され、永野芽郁と佐藤健がダブル主演として出席しました。

人間の細胞を擬人化した人気漫画を実写化したこの映画では、永野が赤血球、佐藤が白血球を演じています。二人はNHKの連続テレビ小説「半分、青い。」以来の共演で、永野は「撮影初日に隣を見ると真っ白な姿の佐藤さんがいて、真剣なシーンでも笑いが止まらなかった」と共演を振り返りました。

佐藤は「間違いなく私たちの代表作になるでしょう。永野さんの赤血球役は完璧でした」と述べ、自身については「漫画の世界観に一目惚れし、この作品のためにこれまで努力してきた。これは私たちの集大成です」とコメントしました。

アクションシーンが多い今作について、佐藤は「本格的なアクションが映画にメリハリを与え、面白くすると思った。かなり努力しました」と語り、永野も「前作ではアクションシーンがなかったが、今回は素晴らしく動いていて、とてもかっこよかった」と絶賛しました。

監督を務めるのは「翔んで埼玉」の武内英樹氏で、発表会で「この映画は体内を舞台にしているので、世界中どこでも共感を呼ぶと思う。世界中で細胞を刺激し、ヒットさせたい」と意気込みを語りました。公開は12月を予定しています。


井上芳雄、「ラグタイム」に「自信と勇気をもらった」 石丸幹二らと「菊田一夫演劇賞」授賞式に

大衆演劇で優れた業績を上げた芸術家らを表彰する「第49回 菊田一夫演劇賞」の授賞式が6日、東京都内で行われ、大賞に輝いた「ラグタイム」上演関係者一同を代表して出演の石丸幹二、井上芳雄、安蘭けいが出席した。

 

 昨年上演の「ラグタイム」は、20世紀初頭の米ニューヨークを舞台に、さまざまなルーツを持つ人々の姿を描いた日本初演のミュージカル。石丸は「人種の問題をどう乗り越え、難解な音楽をどのように歌い切るか、課題が山積している状態で稽古が始まった」と振り返り、「演出の藤田俊太郎さんをはじめ、スタッフの皆さんのアイデアや新たな解釈を踏まえて(内容が)どんどん練り上がり、受賞対象になる形に仕上がった」と語った。

 

 井上も「みんなの力で多くの課題を乗り越え、日本人・アジア人だからこそできる表現でお客さまに(作品を)お届けできたことを誇りに思う」とスピーチ。「(役を)生きた人間として勇気を持って演じ、作品にふさわしい表現形態を探っていければ、必ずお客さまに届くという自信や勇気をもらった」と、同作との出会いを感謝していた。

 

 この日は演劇賞を受賞した柿澤勇人、宮澤エマ、三浦宏規、演出家のウォーリー木下、特別賞の前田美波里も出席した。


吉田鋼太郎、「まさかの映画化」は「ちょっとそう思う」 「おいハンサム!!」試写会、観客と「連帯意識」

俳優の吉田鋼太郎らが28日、東京都内で行われた映画「おいハンサム!!」(山口雅俊監督)の完成披露試写会に出席した。

 

 伊藤理佐さんの漫画に基づくドラマ「おいハンサム!!」は2022年にシーズン1が、今年4月期にシーズン2がフジテレビ系の深夜枠で放送され、今作はその劇場版。伊藤源太郎(吉田)と妻・千鶴(MEGUMI)、3人の娘(木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈)たちのホームドラマがコメディータッチで描かれる。

 

 試写会では、司会者が「ゴールデンタイムのドラマを差し置いて、まさかの映画化です」と今作を紹介したことを受け、吉田は「本来であればムッとしなければいけないけれど、僕らもちょっとそう思っている」と吐露。「ここに立っていることは少し半信半疑」とも話した。

 

 さらに、客席を見渡して「きょうは雰囲気がすごく温かい」と印象を口にすると、「この映画を面白いと感じるのは、ちょっと変わった方だと思う。もしくは悩んでいるか、いろいろなことに不満を持っているか。今、連帯意識をすごく感じています」と続けて笑いを誘った。

 

 映画の内容については「とんでもないことが起きるわけではないけれど、『こういうことって、あるよな』みたいなものが詰まっている」などとアピールしていた。6月21日公開。


舘ひろし「二人が会えたのは奇跡」、柴田恭兵と熱い抱擁 映画「帰ってきた あぶない刑事」公開

俳優の舘ひろし、柴田恭兵が24日、東京都内で行われた映画「帰ってきた あぶない刑事」の初日舞台あいさつにキャストの浅野温子、仲村トオルらと共に出席した。

 

 今作は「あぶない刑事」シリーズの8年ぶりとなる新作映画で、舘は「監督をはじめ若いスタッフで新しい『あぶない刑事』が出来たと自負しています」。柴田は「全力で走って、全力でアクションをして、次の日は全身の筋肉がつりました。でも、やってよかったです」とあいさつした。

 

 公開前の宣伝活動で舘と柴田が一緒にいた時間は約100時間に上るそう。これを聞いた柴田は「もう夫婦でしたね」と言い、舘も「楽しかった」と笑顔を見せた。

 

 舞台あいさつの最後には、柴田が「先日、横浜でパレードをした時、『お帰りなさい』『帰ってきてくれて、ありがとう』(と声を掛けられた)。泣きそうになりました」と振り返り、「お礼を言うのは僕たちの方です。皆さんがずっと応援してくれたおかげで、僕たちは帰ってくることができました」と感謝。「(同シリーズが)始まってから40年近く応援してくれて、本当にありがとうございました」と言葉を続けた。

 

 この後、舘は「僕ら二人が会えたのは奇跡だと思っています。本当にありがとう」と言うと、柴田と熱い抱擁を交わしていた。


松本まりか「罪深いことを…」、原作者の手紙に大粒の涙 福士蒼汰と映画「湖の女たち」舞台あいさつ

吉田修一氏の小説を実写化した映画「湖の女たち」(大森立嗣監督)の公開記念舞台あいさつが18日、東京都内で行われ、ダブル主演の福士蒼汰と松本まりか、キャストの三田佳子、浅野忠信が登場した。

 

 今作で福士は、介護療養施設で発生した不審死事件を捜査する刑事を演じ、松本は捜査対象となる介護士に扮(ふん)した。舞台あいさつでは吉田氏が寄せた手紙が読み上げられ、二人には「原作者として思うのは、今回の挑戦が生半可なものではなかっただろうということです」などと労いの言葉が向けられた。

 

 これに松本は大粒の涙を流し、「この役を体現するには自分は未熟過ぎたけれど、どうしてもやりたかった。この作品を受けたこと自体、非常に罪深いことをしたと、撮り終わってからも思っていた」と心情を吐露。「自分から出てくる表現がうそなく、この映画のように美しいと思えるものであり続けたい。お手紙を聞いて、改めて身を正しました」などと言葉を続けた。

 

 一方、福士は「ありがたい言葉をたくさん頂きましたが、『もっとできるし、やりたかった』みたいな思いがあふれてきた」そうで、「いろいろな心境が入り交じるというか、(今の自分は)そんな複雑な感覚の30代なんだな…。今、思いました」と語った。

 

 物語の設定を踏まえ、撮影中は松本と距離を取っていたという福士だが、この日は「松本さんがずっと隣にいてくれたことが大きかった」と感謝を伝えた。松本は再び涙を見せ、「きつかった時期を回収してもらいました。ありがとうございました」と応じていた。


永野芽郁、高橋文哉との関係は「役のまま」 映画「からかい上手の高木さん」舞台あいさつ

山本崇一朗さんの人気コミックを実写化した映画「からかい上手の高木さん」(今泉力哉監督)の完成披露舞台あいさつが16日、東京都内で行われ、永野芽郁、高橋文哉らキャストが登場した。

 

 今作は、島の中学校の同級生で、母校で10年ぶりに再会した教育実習生の高木さん(永野)と、体育教師の西片(高橋)の物語。永野は「完成した作品を見た時、小豆島で撮影した日々を思い出した。穏やかで、心がほっこりする映画ができたのでは」と手応えを見せ、「どこか癒やされて、キュンキュンしてもらえたら」と観客に呼び掛けた。

 

 映画の内容にちなみ、永野と高橋は「(実際には)からかう側、からかわれる側のどちら?」と尋ねられた。これに永野は「文哉君は、からかわれる側。(私との)関係性は役のままですね」と回答。「私は文哉君をいじることが多かったので、からかう側かな」と思いを巡らせた。

 

 一方の高橋は「僕が歩んできた人生では、からかう側だったけれど、永野さんに出会って変わりました」。共演者たちから「(普段の高橋は)からかいがすごい」と聞いた永野は、「光栄でございます」とほほ笑んだ。31日公開。


昆夏美、アンジェラ・アキの楽曲は「没入感がある」 ミュージカル「この世界の片隅に」開幕

こうの史代さんが手掛けた漫画が原作のミュージカル「この世界の片隅に」の開幕記念会見が10日、東京・日生劇場で行われ、ダブルキャストでヒロインを演じる昆夏美と大原櫻子、海宝直人、村井良大、音楽を担当したアンジェラ・アキが出席した。

 

 初演のミュージカルとなる今作は、9日に初日を迎えた。昆は「新しい作品が生まれる瞬間に立ち会えて、本当に光栄です」と笑顔。大原は「(ヒロインの)すずの成長に重きが置かれている。普遍的で、温かい物語になっていると思います」とアピールした。

 

 2014年に渡米し、作曲を学び直したアンジェラは、ミュージカル音楽作家として再始動し、今作の音楽を手掛けた。会見では「この作品のために4年近くの時間を費やした。ずっとピアノと向き合って(楽曲を)作ってきた」と言い、「原作をリスペクトし、素晴らしい台本を支えられる音楽にしたかった」などと力を込めた。

 

 そんなアンジェラの音楽について、昆は「(歌唱して)没入感のある楽曲が多いと思います」。大原は「アンジェラさんが『ポップスとして歌っていいよ』と言ってくれたので、楽曲との距離が近くなった。伸び伸びと歌わせていただいている感覚です」と話していた。

 

 同所で30日まで。その後、6月から7月にかけて全国8カ所で上演される。


清原果耶、「バイクの二人乗り」に初挑戦 日台合作映画でシュー・グァンハンとW主演、道枝駿佑「もっとアジアへ」

日本と台湾の合作映画で、藤井道人監督が手掛けた「青春18×2 君へと続く道」の公開記念舞台あいさつが3日、東京都内で行われ、ダブル主演のシュー・グァンハンと清原果耶、道枝駿佑、黒木華が登壇した。

 

 今作は、台湾で話題になった紀行エッセーが原作。人生に行き詰まったジミー(シュー)が、18年前に出会ったアミ(清原)との初恋の記憶を胸に日本各地を巡り、彼女の故郷・福島を目指す―。

 

 シューは「監督からは最初に『君の日本語のせりふは少しだけ』と言われた」そうだが、「脚本を見た時、そんなに少なくなくて驚いた。時間をかけて一生懸命、練習しました」。藤井監督は「『多い』と言ったら出てもらえないと思って。最初は少なめに言いました」と明かして観客の笑いを誘った。

 

 一方、清原は「撮影で印象に残るシーン」として「(シューとの)バイクの二人乗り」を挙げ、「二人乗りが初めてで、どこにつかまればいいのかも分からなかった。最初のうちは遠慮して乗っていたら、一度、お尻が浮くぐらい(バイクが)速くて…」。その後、「グァンハンさんに(乗り方を)教えてもらった」といい、「それからは楽しく撮影できました」と笑顔で振り返った。

 

 この映画は台湾で3月に公開され、今後も韓国をはじめアジア各地で劇場公開が決まっているという。道枝は「『アジアにもっと出て行きたい』との目標が固まったタイミングで(出演の)お話を頂いた作品。世界中の皆さんに届けることができて、本当にうれしく思います」と喜びを語った。


関口メンディー「世界で活躍できる人になりたい」 GENERATIONSから卒業発表受け会見

ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSから卒業することなどを発表した関口メンディーが1日、東京都内でグループのメンバーと共に記者会見を行った。6月25日をもってグループから卒業し、所属事務所のLDH JAPANを退社するメンディーは「日本のみならず、世界で活躍できる人になりたい」と力を込めた。

 

 メンディーは会見で、2022年に卒業したい意向をメンバーに伝えて「今年に入って思いが固まった」と明かした。その上で、「13年間育てていただいたLDHは実家のような場所。ずっといると、この環境に甘えてしまうのではないかと強く思うようになった」と言葉を続けた。

 

 また、小学生の頃、母に「日本と世界の架け橋になってほしい」と手紙で伝えられたといい、「世界で活躍できるエンターテイナーになった時、両親への恩返しになると信じている。人生一度きりなので『挑戦してみたい』という思いも、とても強い」などと語った。

 

 退社後はフリーで活動するそうで、「具体的には何も決まっていない。今ここで言えるのは『エンターテイメント王に俺はなる!』ということだけです」。一方、グループ復帰の可能性を聞かれると「この決断に至るまで、たくさん迷惑を掛けたし、自分の言葉に責任を持ちたい。前を見て頑張っていきたい」と応じていた。


宮脇咲良「好きなことを極める」、今は編み物に夢中 日本で久々の発表会「少し緊張しています」

アーティストの宮脇咲良が30日、東京都内で開催されたヘアケアブランド「&be HAIR」の新CM発表会に出席した。

 

 同ブランドのモデルに起用され、新CMに出演した宮脇は「日本でCM発表会をするのは久々なので、きょうは少し緊張しています」とあいさつ。「これからも(同ブランドの)たくさんの魅力を伝えていけたらと思っています」と笑顔を見せた。

 

 自身のヘアスタイルについて、「季節が変わるごとに髪を変えている。気分が変わるし、新しい自分を見つけられるから、(ヘアスタイルには)挑戦的な気持ちを常に持っている」そう。「かなりカラーリングをするので、髪の毛の状態に合わせたヘアケアを心掛けています」とも話した。

 

 また、日ごろ大切にしている信条を聞かれ、「『好きなことを極める』というのを大事にしている」と宮脇。「趣味がたくさんあって、今はその中でも編み物にハマっています。きょうも、ここに来る飛行機の中で、ずっと編んでいた」と言い、「この間、自分で編んだトップスが衣装に採用され、それを着てステージに上がった」と明かしていた。